【報告】J-CAPTAフィンケルホー記念「子どもへの暴力防止フォーラム」2023、終了
今年のフィンケルホー記念フォーラムは、
長野県長野市で「子どもの自殺防止」をテーマに全国から80人のご参加をいただき開催いたしました。
長野県教育委員会の「子ども自殺予防等ための相談力向上事業」でCAPを取り入れ実施した報告と
長野県自殺対策の取り組みを、長野県教育委員会事務局心の支援課の向井健太郎さんにお話しいただきました。
後半はJ-CAPTA版「子どもまんなか円卓会議」を実施しました。
広い会場の真ん中に多業種多職種の登壇者が座り、それを囲むように参加者が座る、
公開版の円卓会議のスタイルで会場内が一体となりました。
誰も生きる以外の道を選ぶことのないよう、おとなとして何ができるか…
この会場に足を運んでくださった皆さまお一人おひとり真剣に考えてくださいました。
ご登壇者の皆さま、ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。
協力グループは「NPO法人子ども・人権・エンパワメントCAPながの」でした。
~参加者の声~
■様々な専門的な立場の方からの具体的なおはなしにより、
改めて予防分野の必要と連携していくことの重要性を感じることが出来た。
■子どものことを考える関係者が大勢いること心強く思いました。連携なければムリですね。
■さまざまな立場や視点でお話を聞くことができ、視野が広がった気がします。
「関係者のプラットホームがあると関係者の思いがつながる」ということを、
職場でも考えていきたいと思いました。
■長野県での自殺防止の取り組み、その中での CAP の役割などよくわかったから。
■CAPの活動に感謝します。子どもの自己肯定感が下がる印象を受ける中で、
どう子どもに向き合うか接するかは大人に求められる大きな使命だと強く感じています。
自身とすれば、子どもの生きづらさやSOS を感じ取れ、子どもに寄り添える大人になれればと思います。