【報告】フィンケルホー記念事業「JaSPCANほっかいどう大会」参加

★今年のフィンケルホー記念事業は「JaSPCANほっかいどう大会に参加しよう!」
「日本子ども虐待防止学会第31回学術集会ほっかいどう大会」の様子を報告します。
https://www.c-linkage.co.jp/jaspcan2025/
11月15日(土)・16日(日)の2日間、札幌コンベンションセンターで子ども虐待防止学会が開催され、全国から子ども虐待に関わる医療、福祉、教育、行政、研究者、学生、NPO、市民など多職種の方々、約3000人が集いました。
今年の大会テーマは「こどものしあわせ、みんなのしあわせ~考えよう こどもの権利」。大会長の田中康雄さん(ミネルバ病院副院長)はJ-CAPTAの理事として2009年の立ち上げから支えてくださった方です。
基調講演に始まり、大会共通企画シンポジウム、大会企画特別講演、行政説明、委員会・WS企画、公募シンポジウムなど、150以上の様々なテーマの企画がありました。特に今年は「子どもの権利」がメインテーマということもあり、予防分野で人権教育を行っている私たちCAPのメンバーにとっては、多くの企画が興味深い内容でした。

■ J-CAPTAとしての参加
①「パネル展示」はトレーナー部会で担当しました。
能登半島地震支援のCAPカンパは2400円でした。引き続き震災支援を続けます。
②委員会・WG企画【性虐待WG】「私たちは、わが国の性虐待、性被害へどのように取り組んでいくのか?」において、予防・啓発・教育グループの一員としてチーフディレクターの木村里美が活動報告を行いました。
③公募シンポジウム「学校において、子どもが権利を学び、自分の気持ちを話せることの意義」を持ちました。
■公募シンポジウムの内容について詳しく報告します。
企画者は西野緑(CAPトレーナー・大阪府教育委員会SSWスーパーバイザー)
座長が木村里美
発表者は西野緑、矢島宏美(トレーニングディレクター)
指定討論者は峯本耕治さん(弁護士・大阪府教育委員会広域スーパーバイザー)
① 学校での子どもの状況とチーム学校の取り組み
② 子どもの権利を教え、人権侵害に遭いそうな時にどうすればよいかを、授業の中で一緒に考える暴力防止プログラムの紹介
③ 子どもが学校で権利を学ぶ意義


