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報告:「フィンケルホー記念事業in長野」終了しました

2018年11月2日 金曜日

今年のJ-CAPTAフィンケルホー記念事業は2018年10月27日(土)、28日(日)、2度目の長野市での開催でした。

1日目は子どもへの暴力防止フォーラム、
テーマは「性暴力から子どもを守る」でした。
第1部では講師に警察庁刑事局捜査支援分析管理官の小笠原和美さんをお招きし、「子どもの性暴力被害と予防教育の重要性」についてお話しいただきました。…私たちが思う以上に子どもたちは様々な性暴力被害にあっている。警察が対応しているのは氷山の一角にしか過ぎない、今必要なのは、性暴力に対する社会の偏見をなくし、もし子どもが被害にあったときには「あなたは悪くない」というメッセージと共に適切な支援をすること、そしてなにより「NO! GO! TELL!」などの具体的な方法を子どもに伝えること…。CAPの必要性についても言及していただきました。
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第2部のパネルディスカッションでは、「長野県子どもを性被害から守るための条例」制定と現状について、長野大学社会福祉学部客員教授の山本京子さん、長野県県民文化部次世代サポート課長高橋功さん、CAPながの矢島宏美さんより、条例制定までの経緯、条例制定後の現状、条例とCAPについてお話しいただきました。
条例により一般市民への啓発が着実に進められている長野県の取り組みに学び、さらに包括的な取り組みが必要であることなど、今後に向けた課題が議論されました。

心配された雨も上がり、会場は立ち見が出る程満員でした。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

【参加者感想】
*警察としての取り組みにCAPの考え方が取り入れていることが大変うれしくなりました。性被害に対する現状、調査を知ることができ良かったです。
*多様な立場の方の意見が聞けて良かったです。小笠原さんの事例も具体的でした。県の条例についても再び考えることができました。体系的な取り組みと熱い思いの人たちがいて心強いです。
*函館市の取り組みを伺い、長野県の最近の取り組みよりもさらに力強い取り組みがなされていると知りました。性教育が行われない学校教育の中に「性暴力」を回避する教育として、CAPと共に本日のような教育プログラム、おとなへの啓発を進めていただきたい。

【2日目内容】
2日目は会員限定で、スペシャリスト研修を行いました。
J-CAPTAが進めている社会的養護プロジェクトの拡大を目指し、児童養護施設ワークショップの課題、継続の戦略などについて考えました。

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午後は助成事業のグループ発表と参加者からの質問・助言のワークショップ、そして川北秀人さん(IIHOE(人と組織と地球のための国際研究所]代表者)の研修「助成期間中に、人材と組織をどう育てるか」でした。
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9時半から20時半まで、次のアクションに向けて、語り、学び、考える1日でした。CAPで社会を変えるという熱い思いを共有して、2日間を終了しました。